瞳の奧をのぞかせて

ポルノグラフィティ( 色情塗鴉 ) 瞳の奧をのぞかせて歌詞
1.瞳の奧をのぞかせて

作詞:新籐晴一
作曲:岡野昭仁

空のワイングラスの橫で
私の目覺めを待っているのは
千切られた紙切れに列んだ
青いインクで書かれた美しい文字
ふたりで夜に漕ぎ出しても
夜明けの頃にはひとり置き去り
愛してはならぬと拒んでも
抱かれてはならぬと解いても
いけない時間は甘嚙みのように
淡い赤色 消えない痕を殘して

こんなにもあなたのことを想ってるのに
時々どうしようもないほど憎くなる
あなたは瞳の奧をのぞかせない
そのくせ私の心は何もかも見透かされてる

ピアノのように磨きあげた
あの黑い車はどのあたり?
この「さよなら」はひと時のため?
それとも永久の別れなのか
失い續けるばかりの時間
無垢な笑顏ではしゃいでたのは遠い日
いつからか恥じらうことさえ忘れてた
無理矢理剝ぎ取ってしまったのはあなた
はだけた自分の素顏を見つめると
ユラユラ淫らな慾望の炎を燈していたの

開けはなったままの天窗に
煌めいてる星々は決して
ひとつとこの手に落ちない
それならばそっと窗を閉めましょうか

秘め事はいつも秘め事のまま
誰も知らない 暗い闇へと 消えてく
こんなにもあなたのことを想ってるのに
一秒針が進むごと強くなる
あなたの瞳の奧がのぞけたなら…
ひとつでも本當の氣持ちを探せたら…
それだけでいい…


2.Rainbow

作詞:岡野昭仁
作曲:岡野昭仁

走る 走る 今日も走る
我を忘れ大地を蹴って
過去の自分よりも速く走る

辛い日々にひたすら耐える
理由(わけ)は一つ 負けないためだ
風に 山に 太陽に そして君に
弱き我が心よ 共にまた行こう
胸を張って 思い切って
強くなるためのハイペ一スで
七つの色が重なり合って
空へ伸びゆくあの虹のように
君と僕とが描いた夢に
色を付けて重ね合わせよう
だから前へと進まなければ
齒を食いしばり淚を流し
一步一步に力を宿し
喜びの聲に湧くゴ一ルは
over the rainbow


走る 走る 時を忘れ
疲れ知らぬ 風の子たちは
雨が降れど ものともせずに まだ走る
そうだ あの時も探していた虹を
見上げた空 浮かぶ七色
未來へ向かう號令になる
なぜ僕たちは大人になって
無くしたものに氣付くのだろう?
夢や希望を口に出すこと
後ろめたい氣持ちになってる
だから今こそ大事な人に
愛する人に見ていて欲しい
あの日のように驅け拔けるから
ひたむきな心が引き寄せる
wonderful world

身體中 悲鳴を上げてもまだ走る
背中押す聲 過ぎ行く景色
追い風に乘ったハイペ一スで
七つの色が一つになって
光を浴びてあの虹になる
信じ續けて重ねた日々が
報われる時がやって來た
だから前へと進まなければ
齒を食いしばり淚を流し
一步一步に力を宿し
喜びの聲に湧くゴ一ルは
over the rainbow